多重債務からの脱出について

多重債務からの脱出について

キャッシングは簡単に審査に通り気軽に借りられることから、つい借りすぎてしまい、気付いたときには多重債務に陥っていたという人は少なくありません。消費者金融では、年収の3分の1以上は借りられない総量規制というシステムを採用し、複数の業者から借りすぎることを防止しており、ある程度効果をあげているのですが、どうしても我慢出来ない人たちが借りすぎたり闇金に手を出したりしてしまう事態も招いています。多重債務に陥る人が減らないのは、その辺りにも原因があると思われます。具体的に言いますと、借入金が年収の半分以上になった時点で多重債務の範疇になると言われています。年収の半分以上となると、闇金を利用してしまっている人もいるはずで、これは非常にまずい事態です。もし年収以上の借金になりますと、定収入だけで自力返済するのは到底無理でそうなると、自己破産・特定調停・任意整理・自己再生等の手続をとるしかなくなります。

 

借金の総額が年収の半分から同額位までなら、厳しいですが副収入等があれば自力返済は可能です。勿論それも相応の覚悟は必要です。自力で返済するときに有効なサービスが、一本化(おまとめローン)と低金利化です。一本化はまず低金利ローンに借り換えてから行います。小口の返済先をまとめて金利の高い順に借り換えていき、更に増枠をして、最終的に一社にまとめるのです。一見面倒そうに思えますが、大手の消費者金融のサービスを利用するとやりやすいと思います。